当たり前と思われるかもしれませんが、これはドイツの発生学者ルーが提唱した
現代の運動生理学の考え方の基礎とも言える3大法則。

これをもとに発達させたのが「トレーニングの5大原則」です。

1.漸進性、漸増性:
 普段より強い運動強度でトレーニングを続けると、その負荷に対しての体が適応し、体力レベルが向上する。それに対応してしだいに負荷を増していくことにより、さらに体力レベルが向上する。

2.全面性の原則:
 トレーニング強度を変える、頻度を変える、用具を使う、などいろいろいろな刺激を体の各部に与え、満遍なく全体を鍛えることで効果があがる。

3.意識性の原則:
 トレーニングを行う本人が、計画や目的をきちんと把握し、自己コントロールしていくこと。トレーニングへの主体的な取り組みがレベルアップにつながる。

4.個別性の原則:
 トレーニングは、各個人に適したものでなければならない。各個人の体力、競技レベル、性別、年齢等に応じたトレーニングを行い、またその目的を明確にし、各個に合ったトレーニングでなくてはならない。

5.継続、反復性の原則:
 トレーニングに即効性は無い。トレーニングにより与えられた刺激によって体力レベルが向上し、またその刺激に適応するには、一定期間のトレーニングが必要になる。

 これらは、トレーナーにとって、知らなくてはならない「大原則」です。これらのことを、考慮して運動プログラムを作成し、実行してもらえるように「味付け」をしていくのです。

 これは試験に出ますからね、、、しっかり覚えてください!!(笑)